東京都狛江市の住宅で今年1月にあった強盗事件で、東京地検立川支部は16日、土木作業員の永田陸人容疑者(21)=金沢市末町=と職業不詳の野村広之容疑者(52)=埼玉県川口市=を強盗致死と住居侵入の罪で起訴した。大学生の少年(19)=東京都中野区=についても同じ非行内容で家裁送致した。
発表などによると、3人は1月19日午前11時半ごろ、狛江市の大塩衣与さん(当時90)方に宅配業者を装って侵入し、同日午後1時10分ごろまでの間に大塩さんに暴行を加えて急性呼吸不全で死亡させた上、高級腕時計3点や指輪(計約60万円相当)を奪ったとされる。
3人は2月に強盗殺人容疑などで警視庁に逮捕されていたが、その後の捜査で殺意の認定には至らなかったとみられる。
この事件では実行役らが使ったレンタカー2台を調達したとして柔道整復師の男性(34)=埼玉県三郷市=も強盗殺人幇助(ほうじょ)容疑などで逮捕されていたが、地検立川支部は16日、この容疑について処分保留とし、男性を釈放した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル